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菅野 毅; 藤田 朝雄; 杉田 裕
PNC TN8410 95-179, 19 Pages, 1995/05
地層処分における高レベル放射性廃棄物の定置方式については、竪置方式、横置方式の代表的な2案に関して検討がなされている。処分システムの設計研究のなかで、緩衝材の施工技術開発は、人工バリアシステムの機能を担保するうえで重要な項目の一つである。竪置方式の緩衝材の施工については、これまでに動力炉・核燃料開発事業団の緩衝材大型試験設備(Big-Ben)においてブロック方式および現地締固め方式の試験施工が実施され、処分孔内の緩衝材の施工方法と密度の関係に関するデータが得られている。一方、横置方式については、緩衝材の施工方法の一つとして吹付工法が考えられているが、国内におけるその施工実績の例はない。このため、既存の吹付機を用いた緩衝材の吹付試験を実施し、吹付作業の可能性、施工性および品質・性能に関する知見を得た。試験の結果、最適含水比付近の試料では緩衝材の吹付が可能であることが確認できた。吹付により得られた緩衝材の乾燥密度は1.01.5g/cm/SUP3であり、さらに電動タンピングランマーによる吹付試料の締固めを行うことで1.51.7g/cm/SUP3の乾燥密度を得ることが出来た。